安心安全に除菌・消臭ができる次亜塩素酸水。
どんな用途にどんなふうに使えるのか。
わが家での次亜塩素水の活用術と保管方法を紹介します。
次亜塩素酸水って何に使えるの?
次亜塩素酸水は、アルコールや塩酸などは一切使用していない除菌水。
赤ちゃん用品、ペット用品にも安心して使えます。
例えば、ドアノブや手すりのウイルス除去に。
赤ちゃんのおもちゃや食器、哺乳瓶の除菌に。
包丁やまな板、キッチン用品の除菌に。
トイレや浴室の除菌に。
対応の加湿器や噴霧器で空間除菌をすることもできます。
ノロウイルスの効果も認められているので、吐しゃ物の処理にも使えます。
脱臭効果もかなり優れているので、生ごみの消臭、使用済みオムツのニオイ対策、下駄箱や靴のニオイ、さらには加齢臭が気になるまくらやシーツの消臭もできます。
特にこれからの季節におすすめなのが、洗濯物の生乾き臭!!
これめっちゃ効果的です。生乾き臭にお悩みの方は一度試してみてほしいです。
他にもカビが気になるところに吹き付けたり、活用方法は様々です^^
次亜塩素酸水、用途ごとの希釈濃度と使い方
次亜塩素酸水は、基本的に希釈して使用します。
販売時の濃度は商品によって異なりますので、まずは確認してくださいね。
販売時の濃度が500ppmのもの
といったものがあります。
次に用途別の希釈濃度と使い方を紹介します。
次亜塩素酸水の希釈の仕方
希釈するのは水道水でOK。
たとえば2倍に希釈する場合は
次亜塩素酸水 1 : 水道水 1
10倍に希釈する場合は
次亜塩素酸水 1 : 水道水 9
となります。
つまり、原液500ppmの商品をもとに50ppmの次亜塩素酸水を1リットル作る場合は
次亜塩素酸水 100ml + 水道水 900ml を合わせれば完成。
例えば超音波加湿器に使用するときは、この50ppmという濃度が目安です。
用途に合わせて、自由に濃度を調節できるのが便利なんです♪
濃度別に使用例を書いておきますね。
次亜塩素酸水の濃度別の用途と使い方
( )内は500ppmの商品の場合の希釈倍率。
[]内は200ppmの商品の場合の希釈倍率。
500ppm(原液のまま)
吐しゃ物・・・吐しゃ物を浸すようにして拭き取り、その後スプレーして拭きとる。
生ごみ・・・直接スプレーして自然乾燥。
トイレ・・・直接スプレーして乾拭き。
ペットのトイレ・・・直接スプレー後拭き取りまたは洗い流す。
200ppm(2.5倍希釈)[原液のまま]
包丁・まな板・・・直接スプレーして、1分後に水で洗い流す。
洗濯物の生乾き臭・・・洗濯物を干すときに直接スプレー。または洗濯前につけ置きするとより効果的。
ドアノブや手すりの除菌に・・・直接スプレーして乾拭き。
100ppm(5倍希釈)[2倍希釈]
ソファーやカーテン、車のシートなどに・・・直接スプレーして自然乾燥。
下駄箱の消臭に・・・直接スプレーして自然乾燥。
50ppm(10倍希釈)[4倍希釈]
哺乳瓶やおしゃぶり・・・10分つけ置きして洗い流す。
子どものおもちゃに・・・直接スプレーして乾拭き。
介護用品に・・・直接スプレーして乾拭き。
枕やシーツ・・・直接スプレーして自然乾燥。
超音波加湿器や噴霧器に・・・加湿器や噴霧器に入れて使用。(必ず希釈!)
わが家のウイルス対策
他にもわが家ではコロナ対策として、50〜100ppmに希釈したものスプレーボトルに入れていつも持ち歩いています。
マスクのウイルスや臭いが気になったときにスプレーしたり、空気中のウイルスが気になったとき直接空間にシュッシュッと噴霧したり。
手洗いできない時や手元に消毒用アルコールがない時は直接手に吹きかけたりもしています。
もちろんこれらをしたからといって完全に感染を防げるわけではありませんが、身体に害があるものではありませんので、しないよりしたほうが少しでもリスクを減らせるかなと…。
もちろん、不要不急の外出の自粛、ソーシャルディスタンス、手洗い、うがい、マスクなど、徹底したうえでのことです。
消毒用アルコールが手軽に手に入るのならアルコール消毒の方が効果的な場合もありますが、今は消毒用アルコールがなかなか手に入りません。
そんな時の代用品としても次亜塩素酸水は重宝します。
ただ注意点として、希釈したものは長くは保管できません。
使用期限や保管方法についても説明しますね。
次亜塩素酸水の使用期限とは?
次亜塩素酸水には使用期限があります。
時間の経過にともない濃度が低下する特性があるからです。
期限が過ぎたらある日突然効果がなくなるわけではありません。
徐々に効果が低下していくので、濃度を調整すれば期限を過ぎても十分に使えますよ^^
保管状況によって、効果を延ばすことができるので保管場所に注意してくださいね。
次亜塩素酸水の適切な保管・保存方法
次亜塩素酸水は、紫外線や高温によって濃度が低下していきます。
つまり、紫外線や高温を避けて保管することが鉄則です。
商品には使用期限が記載されていますが、直射日光の当たるところや高温になる所で保管していた場合は、使用期限より早く濃度が低下することもあります。
逆に、冷所で紫外線を避けて保管していれば、使用期限より長く濃度を保てるということです。
紫外線を避けて、なるべく涼しい場所で保管しましょう。
わが家では冷蔵庫で保管しています。
10リットル入りのものを段ボールごと・・・(笑)
家族が多いわが家はもともと冷蔵庫が複数台あるのでなんとか保管できていますが、普通のお宅だと厳しいと思いますので、コンパクトなこちらがオススメです。
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次亜塩素酸水のまとめ
次亜塩素酸水は安心・安全な除菌水。
次亜塩素酸水には使用期限があります。
次亜塩素酸水は直射日光と高温を避けて保管!
次亜塩素酸水は用途によって希釈して使用します。
今は消毒用アルコールが手に入りづらいとき。
次亜塩素酸水もいつでもどこでも手に入るというわけにはいきませんが、比較的購入しやすいように思います。
わが家ではなんとか切らさずに購入できています。
一日の販売数量が限られているところが多いですが、タイミングが良ければ購入できますし、まめにチェックしてみてくださいね。
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大切な人と自分を守るために、できることをやっていきたいですね。
一日も早く日常が戻ってきますように。。。。