人気の除菌消臭スプレー『パストリーゼ』と『アイポッシュ』。
どちらも効果が高いと人気の除菌スプレーですが、どんな違いがあるかご存知ですか?
私は『パストリーゼ』も『アイポッシュ』もヘビーユーザーなので、わが家の使い分け方法もご紹介します。
アイポッシュとパストリーゼの違いは?
アイポッシュとは
『アイポッシュ』とは、弱酸性次亜塩素酸水です。
(ノロウイルスの消毒に使われるハイターなどの塩素系漂白剤の主成分「次亜塩素酸ナトリウム」と混同しやすいですが、「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」は別物です!
加湿器で空間除菌ができるって本当?次亜塩素酸を間違えないで!!)
アイポッシュは『次亜塩素酸水』は弱酸性なのでとにかく安全。
水道水の安全基準を満たしているので『飲めるくらい安全』なのがすごいところ。
漂白作用もなく衣類にも使え、口に入っても安心なので調理器具や食品にも直接使えます。
皮膚への刺激も少なく、赤ちゃんにもペットにも安心。
それなのに除菌効果は塩素系漂白剤の80倍とされています。
詳しくはこちら
ノロウイルスの予防に効果的なスプレーは?安全安心な次亜塩素酸水とは
パストリーゼとは
商品名は『ドーバー パストリーゼ77』といいます。
パストリーゼはドーバー酒造という酒造会社が製造している、アルコール度数77%を有するアルコール除菌スプレーです。
酒造会社ならではの『純水』使用により極めて純粋度が高く、直接食品に噴霧できるほど安全で安心な製品です。
「アルコール度数77%って低くない?100%に近い商品の方が除菌力が高いんじゃ?」
いえいえ、アルコールの殺菌力は濃度が低すぎても高すぎても低下します。77%というのは殺菌消毒に最も適した濃度となっています。
パストリーゼにはさらに高濃度の緑茶カテキンが配合されているため、長時間細菌の増殖を抑制することができます。
アルコールには油を分解する作用もあるので、皮脂汚れやキッチンの軽い油汚れならパストリーゼで落とすことができます。
洗剤のように二度拭きいらずで除菌もでき、アルコールはすぐに蒸発するために拭き跡も残りません。
つまり違いは・・・・
『アイポッシュ』も『パストリーゼ』も安心・安全。
そのうえで、私の使用感として、
赤ちゃんの口に入っても、より安心なのは『アイポッシュ』(アルコールが含まれていないため)
手指に使いやすいのは『パストリーゼ』(すぐに蒸発して使いやすいため)
手指により安心なのは『アイポッシュ』(手荒れの心配が少ないため)(ノロウイルスにも効果が期待できるため)
掃除に便利なのは『パストリーゼ』(油汚れを分解する作用がある)
ふき取り除菌に便利なのは『パストリーゼ』(すぐに蒸発するため)
空間消臭には『アイポッシュ』(吸い込んでも大丈夫)
という感じです。
詳しい使い分け方をご紹介します^^
パストリーゼとアイポッシュ。わが家の使い方。
キッチンまわり
・調理前の手指にはアイポッシュ
わが家では、外出時など普段の手指にはパストリーゼを使っていますが、調理前はノロウイルス対策もできるアイポッシュを使うようにしています。
もちろん手洗いをしっかりしてからですよ^^
・テーブル拭きにはパストリーゼ
テーブルの掃除は、パストリーゼを吹き付けキッチンペーパーでふき取っています。
汚れも落ちて、除菌もできる!
小さいお子さんがいる食卓にも安全です。
※アルコール成分で変色や変質するものもあるので注意してくださいね。
フローリングにパストリーゼをこぼしてしまうと白く変色してしまうことがあります。そんな時は家にあるオイルで応急処置できるようです。
・お弁当にはパストリーゼ
時間が経ってから食べるお弁当はやはり食中毒が心配。
つめる前にお弁当箱をパストリーゼでふき取り、食品を詰めた後にシュッと吹きかけ、20秒ほど待ってから蓋をします。
・みかんのカビ防止にパストリーゼ
箱買いするといつの間にかカビがはえてしまうみかん^^;
買ったときに、いったん全部出して並べて、パストリーゼを吹きかけます。
パストリーゼで湿らせたペーパータオルで拭いてもOK。
これだけで持ちが全然違います。
絶対にカビないわけではないので、冷暗所での保管とこまめなチェックはお忘れなく!
・養鶏場直売たまごにパストリーゼ
卵の殻の表面にはサルモネラ菌が付着しているというのは有名なはなし。
スーパーで売っている卵は洗卵されているので安全ですが、「養鶏場直売の卵は未洗卵の場合がある」とテレビで見て知りました。
時々知り合いからいただく養鶏場直売の卵を生で食べる場合は、直前にパストリーゼで消毒するようにしています。
もちろん冷蔵庫保存して生食期限は厳守していますが、表面に羽がついていたりするので念のため^^;
・毎日のキッチンの掃除にはパストリーゼ
毎日のキッチンの掃除にはパストリーゼ。
軽い油汚れや水垢はパストリーゼで十分落ちるので、毎日のシンクの掃除はこれ一本です。
吹き付けて、キッチンペーパーでふき取れば掃除と除菌が一度にできて便利です。
・冷蔵庫の掃除にはパストリーゼ
あらかじめこびりついた汚れはアルカリ水洗剤などで落としておきます。
あとはパストリーゼを吹き付けてキッチンペーパーでふき取るだけ。掃除も除菌も消臭までできちゃいます。
・調理器具にはパストリーゼ
使用前に直接吹きかければ安心して調理ができます。
・生ごみにはアイポッシュ
生ごみには直接アイポッシュを吹きかけます。臭いがあっという間に消えますよ。
トイレ
・便器の拭き掃除にはパストリーゼ
毎日の便器の拭き掃除にはパストリーゼが大活躍。
すぐに蒸発してくれるので、使用前の便座除菌にもぴったりです。
・トイレのニオイにはアイポッシュ
使用後のトイレの空間にアイポッシュをシュッシュッと噴霧するとみるみるニオイが消えますよ^^
・嘔吐や下痢の後処理にはアイポッシュ
家族に嘔吐や下痢の症状が出た時は、アイポッシュで至る所を除菌しています。
便座やドアノブなど、触れたところはアイポッシュでふき取ります。
ノロウイルスにも効果があるアイポッシュだから、家庭内感染予防にも使えます。
洗面所・浴室
・毎日の洗面所掃除にはパストリーゼ
毎日の掃除はパストリーゼで十分。拭き跡が残らないので鏡もピカピカになりますよ^^
歯ブラシにはアイポッシュ
これはパストリーゼでも構いませんが、わが家はなんとなくアイポッシュを使っています。
使用後の歯ブラシにアイポッシュを吹きかけています。
・浴室のカビ防止にはパストリーゼ
毎日家族全員の入浴が終わったら、さっと水分をふき取ってパストリーゼを吹き付けておきます。
これだけで浴室はカビ知らずですよ^^
洗濯
・室内干しにはアイポッシュ
干した洗濯物にアイポッシュを吹き付けておけば、室内干しのイヤなニオイから解放されますよ。
花粉を不活性化させる作用もあるので、花粉の時期の洗濯物にも重宝します。
アイポッシュは漂白作用がないので、お気に入りの衣類にも安心して使えますよ。
・洗濯機にはパストリーゼ
洗濯した後の洗濯槽にパストリーゼを吹き付けておくことでカビ予防ができます。
寝室
・パパの枕や布団にはアイポッシュ
アイポッシュは加齢臭のニオイ(ノネナール)にも効果があるので、シュッシュしまくっています(笑)
ファ〇〇ーズなどの除菌消臭剤より消臭効果は高いと思います。
・おもらししたお布団にはアイポッシュ
子どもが洗えないお布団やベッドマットにおもらししちゃった! そんな時はアイポッシュしてから干しています。除菌消臭効果はばっちりで、布団の繊維を傷めたりしないので安心です。
玄関
・玄関にはパストリーゼとアイポッシュ
家に帰ってきたらまずパストリーゼで手指の除菌。
そしてコートにアイポッシュをシュッシュ。
ウイルスの除菌や外でついた花粉を分解したり、タバコなどのニオイを消臭してくれます。
・一日履いた靴にアイポッシュ
一日履いていた靴は蒸れて雑菌が繁殖している可能性が。アイポッシュを吹き付けておくことで、除菌消臭しておきます。
・玄関の気になるニオイにはアイポッシュ
急な来客など、玄関のイヤなニオイを瞬時に消したいときは、空間に向かってシュッシュ。
空気を除菌消臭してくれます。
超音波加湿器に
わが家では超音波加湿器の水に、アイポッシュを4倍に希釈したものを使っています。
加湿器内の雑菌も抑えられ、空気も除菌できるのでおすすめです♪
専用の噴霧機も販売されていますよ。
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ペット
・ペットのニオイ対策にはアイポッシュ
ペットのニオイが気になるとき、直接吹き付けても安心。(念のため目や粘膜にかからないように気をつけて)
トイレなどにもニオイが気になる時にはシュッシュすると消臭できます。
ペット用の消臭剤も今までいろいろ使っていましたが、アイポッシュが一番消臭効果がありました。
他にも・・・
・マスクにアイポッシュ
マスクのニオイが気になる時に。
・わきが臭にアイポッシュ
わきが臭にも効果があるようです。衣類についたニオイに吹きかけると除菌消臭できます。
また、脇に直接シュッシュすることで一時的にニオイを軽減することができるそうです。これはわが家にわきがの人がいないので実践できていませんが・・・。
肌に直接かけても刺激は少ないとされていますので、薄めたものを試す価値はあるかもです。
パストリーゼとアイポッシュの使い方のまとめ
わが家では使わない日がない『パストリーゼ』と『アイポッシュ』。
本当に便利なので、ぜひ使ってみてくださいね^^
参考になれば幸いです♪