広報委員会で編集後記を頼まれた!
何を書けばいいんだろう?
お困りのあなたへ。
編集後記の書き方と、ヒントになる文例をお届けします。
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そもそも編集後記って何?
編集後記とは、編集者…つまり広報委員の感想文のようなものです。
作り手が唯一自由に書けるスペースなので、感想や思いなどを自由に書くことができます。
文字数は広報誌によって様々ですが、100~200字程度の場合が多いと思います。
自由に書けて文字数も少ないとなると簡単に書けそうですが、これがいざ書くとなると
『何を書けばいいの?』
『出だしのことばが浮かばない』
手が止まってしまいますよね。
そんな時は
『はじめの文章』
『間の文章(一番伝えたいことなど、文字数に合わせて一つ二つ)』
『終わりの文章』
と、3つの構成で考えると書きやすいです。
ヒントになる例文を部分ごとにまとめてみましたのでご参考にしていただいて、文字数に合わせて組み立ててみてくださいね^^
PTA広報誌の編集後記にヒントになる文例。
はじめの文章
オーソドックスな出だし
●平成△年度最初の〇〇(広報誌のタイトル)をお届けします。
●〇〇(広報誌のタイトル)△号は運動会特集をお届けします。
●今年度最後の○○(広報誌のタイトル)の発行となります。
委員会の様子を伝えたいなら
●今年度も△名で広報委員会をスタートしました。
●△名の新たな顔ぶれでスタートした広報委員会。
入学・卒業特集の場合
●新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
●卒業を迎えられたみなさまおめでとうございます。
最初に感謝のことばを持ってくる
●○○(広報誌のタイトル)△△号の発行にあたりご協力いただきありがとうございます。
●たくさんの方々のご協力をいただき、○○(広報誌のタイトル)△△号を無事に発行することができました。
間の文章
記事の内容に触れる(力を入れたところなど)
●今号の運動会特集は、子どもたちの輝く笑顔をお届けしました。
●台風も吹き飛ばすくらいのパワーにあふれた運動会でした。
●先生特集号いかがでしたでしょうか。先生それぞれの個性が伝わればと思い一風変わった質問をしてみました。
●今号は文化祭特集に力をいれました。生徒たちの熱演と感動が、写真を通じてお伝えできれば幸いです。
●子どもたちの躍動感と感動を伝えられるように広報委員一丸となって撮影に臨みました。
取材して感じたことや裏話を書く
●素晴らしい音楽会でした。子どもたちの美しいハーモニーがまだ耳に残っています。
●給食特集の取材の時は広報委員のお腹がグーグー鳴りっぱなしでした(笑)
●いじめ問題の特集では委員一同、深く考えさせられました。
●アンケート特集「我が家のスマホ事情」では掲載しきれないほどのご意見をいただきましたので、今後も特集していきたいと思います。
●今回取材をすることになり、初めてPTAの学習会に出席させていただきました。とても充実した内容で、私自身子育てのヒントになることがたくさんありました。
伝えたいことを書く(委員会の様子など)
●今年度の広報委員は未経験者ばかりで何から取り掛かればよいのかもわからず戸惑いましたが、こうして無事に発行することができました。
●普段は参観や行事でしか見られない学校での子どもたちの様子。今年は広報委員になり、○○(広報誌のタイトル)の取材を通して普段見ることのできない子供たちの様子をたくさん知ることができました。
●実は私は今までPTAまつりには参加したことがなかったのですが、今回取材を任され初めて参加することになりました。参加してびっくり。こんなに楽しいおまつりになぜ今まで参加しなかったのかと後悔するくらい楽しかったです。
新入生・卒業生(の保護者)へむけてのことば
●楽しい学校生活が送れるよう私たちも応援していきます。
●この学校で過ごした〇年間を思い出にして新しい世界へ旅立とうとしてる子どもたちに心からエールを贈ります。
●大空へ羽ばたこうとする子どもたちの行く手に幸多きことをお祈りしています。
おわりの文章
感謝
●○○(広報誌のタイトル)△△号の発行にあたりご協力いただきありがとうございます。
●今号の発行にあたり、寄稿してくださったみなさまに心より感謝申し上げます。
●○○(広報誌のタイトル)の発行にあたり、取材にご協力いただき誠にありがとうございました。
●今年度も一年間○○(広報誌のタイトル)をお読みいただきありがとうございました。
お願い
●今後も広報委員会へのご協力をよろしくお願いいたします。
希望
●○○(広報誌のタイトル)を通して子どもたち一人ひとりの輝きをお伝えできれば幸いです。
●子どもたちの楽しそうな学校生活をこの○○(広報誌のタイトル)で感じてもらえたら嬉しいです。
広報委員会のことや委員をした感想を伝える
●おかげさまで広報委員一同、一年間和気あいあいと活動することができました。
●今年度は不慣れなものばかりが集まった広報委員会でしたが、それぞれ意見やアイデアを出し合い協力して○○(広報誌のタイトル)を発行することができました。
●はじめましての保護者ばかりで始まった今年度の広報委員会ですが、1年の任期を終え、委員同士すっかり仲良くなりました。この1年の活動は私たちにとっては財産となりました。
●○○(広報誌のタイトル)の取材を通じて学校を詳しく知ることができ、実りある一年となりました。
抱負
●今年も一年、子どもたちの笑顔いっぱいの○○(広報誌のタイトル)をお届けしていきます。
●広報委員一同、力を合わせてがんばりますので、一年間よろしくお願いいたします。
などなど。
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他にも、ある日のできごとをエッセイ風に書いたり、詩を引用して思いを伝えたりしても素敵です。
年度の最初や終わりには、広報委員の集合写真を載せるのもいいですね。
文章の書き方に迷ったらこちら
PTA広報誌作り*読みやすい文章の書き方とポイント。
おしまいに
今回、この記事を書くにあたって、4校の10年分の広報誌を読み返してみました。
自分が関わった号、関わっていない号、自分が書いた編集後記もたくさんあります。(広報委員歴10年です^^;)
改めて見返すと、いろいろな編集後記があり面白かったです。
広報委員全員から一言ずつの感想を載せた号もありました。
編集後記のスペースを構成し忘れて、枠外に1行編集後記を入れた号もありました。
編集後記のスペースをいつもより大幅に増やし、大きな災害についての思いをたくさん語った号もありました。
前年度と全く同じ文章の編集後記も見つけました。(△号の数字だけ変えてありました。これはいけません・・・・)
中には自作のポエム(イラスト付き笑)を載せた委員さんもいました。
広報委員の大変さをひたすら語った号もありました。
(これは今後の広報委員のなり手が減ってしまうかもしれないのであまりおすすめしません^^;)
編集後記を読んでいるだけで、その年の委員会のカラーや想いが伝わってくるものです。
編集後記には絶対こうしなきゃというルールはありません。
気負いせずあなたなりの編集後記を書いてみてくださいね^^
参考になれば幸いです。
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